さて、前々回のブログにて「今年も日本里帰り無しで決定!」と書きましたが、大きく訂正します。
やはり行けることになりました行くつもり(汗)。
そこで、フライトチケットを検索していたところ、以前から日本行きチケット購入時に利用していたオンライン旅行代理店eDreamsにて手頃なチケットを発見。
イタリアにいた時はeDreams.itを幾度と無く利用していましたが、ゴゾに来てからというもの一度も里帰りをしていなかったので、久々のeDreams利用となりました。約3年ぶりかな?
マルタにはeDreamsが無いので、今回初めてインターナショナルサイトのeDreams.com(本社スペイン、バルセロナ)を利用。
と、コレが色々と厄介なことに…
突如、ゴゾ島全体およびマルタ島北部にてインターネット接続が不可能に!
先週の金曜日、eDreams.comにて…
チケットを選び、カード情報を入れ、ボタンをポチッ。
↓
カードの認証に時間がかかる…ものすごく時間がかかる…?
↓
そして、インターネット接続が無いことに気がつく。
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よくあることなので待ってみる。
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1時間経ってもインターネットは戻らない。
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やはり、我が家で何らかの故障が起きたのかと思い、MELITAメリータ(マルタのNTTみたいな会社)の営業所へ行く。
すると、
「只今、当社のインターネットは、島全域にて利用不可能な状態です。あと一時間くらいで戻るかと思われますが…(多分)。」
なんと、ウチだけではなく島全体であった...。
結局、インターネットが戻ったのはその3時間後のこと。
まぁ、島全体の停電(去年勃発)よりはマシかな…。
以前、我が家のインターネットが使えなくなった時も、修理が来て使えるようになるまで2日もかかったしなぁ(汗)。
再びeDreamsへ
メールをチェックすると、「早くフライト予約を完了させましょう」というメールが届いていた。やはり、うまく決済がきなかったらしい。
再びeDreamsにて予約を入れる。今度はすんなり決済ができ、予約完了ぺージが現れた。予約完了ぺージには、eDreamsの予約確認番号、フライト詳細、合計支払額などが記されていた。何の問題もなさそうだ。
そして数時間後、予約確認メールが届いた。
予約確認メールだけど予約は保留
届いたメールによると(画像上はメールの一部。予約番号は伏せました。)、支払い手続き中に何らかの問題が発生したので、入金が済むまで予約は保留するとのこと。
支払い手続き中に銀行が支払いに応じなかったというが、口座にお金は入っている。限度額越えなのか?? いや、それなら決済の時点でうまく行かないはずではないか???とにかく、こんなの初めて。
また、予約完了ぺージまでは「無料で預けられる荷物:1」とあったのに、このメールでは「無料で預けられる荷物:0」と記入されている。確かに、預け荷物が有料の航空会社もある。しかし、私が選んだ航空チケットには「20kgを1個まで無料」と書いてあったはず…。
入金がうまく行き次第、入金確認メールとEチケットを送ると書かれていたが、何日以内にメールをお送ります~とか、メールが無ければ連絡を~等とは一切書かれていなかった。ただ「しばらくお待ちください。」とのこと。
かなりの悪評にびっくり
3日後、月曜日にはメールが届くだろうと待ってみたが、来ていない。銀行口座の詳細にも引き落とされた形跡は無い。
翌日の火曜日、eDreams.comの利用規約をこと細かく読んで気が遠くなりそうになる。空恐ろしい…。「コレって法で認められちゃうわけ?」という、いかにも法の穴をうまく切り抜けて作られたと思われる規約がバンバン記されていた...。
今年一月からスタートしたedreams.jpの利用規約を見てみると、こちらはそこまで細かくは書かれていない。しかし、「スペインの法に従って~」と書かれているので、eDreams.comと規約内容はほぼ同じということでしょう。
幾度と無くイタリアのeDreams.itを利用してきたけれど、コレという問題が起こったことは無かったのになぁ。いや待て、一度だけ、まだ紙のチケットが主流であった頃に、別の住所に航空券が送られてしまったことがあったかな(汗)。
eDreamsの運営ポリシーが変ったのか?私の今までの運が良かっただけなのか??
利用規約に沿って考えてみると
例えば、eDreams.comだと、「予約確認(保留でも)でeDreamsとの契約は成立」なので、「入金に問題が生じて予約保留になった場合、入金完了時の航空料金が変更していれば、変更後の金額を請求する。」という利用規約に従わねばならないことになる。eDreams.itの利用規約でもほぼ同じようなことを言っている。
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ポチッと押して決済完了のぺージ。
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「あなたのカードに問題が~という理由で保留」。
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挙句、請求金額が変更、大方割増しで請求してくる。
「決算・引き落とし」が成されているのにカードに問題が~なんて保留にされたら、嫌でも「詐欺?」と疑うわ。しかしながら、規約内の出来事…。
ホント、良い老眼鏡を買って利用規約を隅々まで読まなくてはいけませんね(-_-)。
レビューサイトでここまで低評価なのも凄い
個人の苦情や評価というものには、その人の感情や「自分本位の考えかた」が少なからず入ってしまうものだと思っています。日ごろから、人の苦情や評価をそのまま鵜呑みにすることは避けるよう心がけてはいるのですが…
いくらなんでも苦情が多すぎ。評価も低すぎ。
私の場合、保留と言われた時点での銀行からの引き落としは無かったのですが、ネットで検索したところ、似たような(もっと酷い)ケースがわんさか出て来るではないですか。
- 口座から引き落とされているのに保留にされた。
- 知らない間にキャンセルされた。
のようなエピソードが、Ciao、 Trustpilot、 Tripadvisor 等のレビューサイトやフォーラムにたくさん載っています。ちなみに、eDreamsは、アンチの方々から「Nightmare 悪夢(日本語の方が悪い感ムンムン)」と呼ばれているようです…。
「入金→保留→請求額が増える」と「勝手にキャンセル」については、既に消費者センターや航空会社数社が「違法だ!詐欺行為だ!」と訴え、eDreamsも何らかの勧告を受けたようなのですが…難なくクリアーしてしまった様子。自粛するどころか、ビジネス拡大しているようだし。凄腕なんだろうなぁ。きっと、違法にはならないカラクリがあるのだろうなぁ。凄いバックがついているのかなぁ…。
一向に連絡が無いので問い合わせてみる
結局、5日経っても何の動きも無いので、まずはお問合せメールを送ってみる。
翌日になっても返事は無い。
電話で問い合わせてみることにする。
スペインへの国際電話なので、出来ればスカイプからの通話にしたかった。しかし、表示されている番号はスカイプでの通話が不可能なもの…。カスタマーサービスの電話は十中八九「なかなかオペレーターに繋がらない。そのままお待ちくださいの時間が長い。」というものなので、普通に国際電話なんかかけたくないんだよー!
まず、夫がイタリアへ国際電話
と、ここで、かなり気力が無くなりヘナヘナな私を見た夫が、
「提案!イタリアの番号だったら、イタリア人しか電話をしないはずだから待ち時間が少ないかもしれないよ。ここは俺にまかせろっ!」
と、胸を張って言いだし、イタリアの番号に電話をする。
「オペレーターとの通話は6.5ユーロになります。カード番号を入力してください。」
国際電話通話料金以外にもオペレータとの通話料金を支払わなければならないのだ…。
しかし、すぐに電話が繋がったようで、何やらオペレーターと話をしている。
通話は1分ほどで終了。
「やはり、インターナショナルサイトのオペレーターに電話しなければダメだって。でも、スカイプでもかけられる番号を教えてくれたから収穫ありだよね♪ ほら、今度は英語だから自分でかけて!ボク、英語の電話はかけたくないっ。」
確かに電話番号は良い収穫です。ありがとう。
でも私、イタリア語のネイティブでは無いけれど、どちらかというと英語よりイタリア語のほうが得意なんだけどな(汗)。
次に、スペインの電話番号にスカイプ
オペレーター通話の始まりにありがちな番号操作(『一般のお問合せの方は1を~』の様なやつ)を4段階終え(汗)、そのままお待ちくださいの音楽を聞き続けること2分。
オペレーターが出た!案外早い!!しかも、もうオペレーター料金は払わなくてもいいらしい。
予約確認番号と今の状況を伝えると、
「銀行が支払いを拒否している状況なので、この場でもう一度請求してみてもよろしいですか?」
と、オペレーターが言うので、そうしてもらうことに。
数分後、電話口に戻ってきたオペレーターによると、今回も支払いを拒否されたという…。支払い方法を変えるかとも訊かれたが、出来ればこの先のいざこざを避けたかったので、
「今、この予約のキャンセルは出来ますか?今回のように入金が完了していない段階でもキャンセル料金は発生してしまうものなのですか??」
と、質問したところ、
「今回の場合、キャンセル料金は発生しません。それでは予約をキャンセルしてもよろしいですか?では、しばらくお待ちください。」
と、オペレーター。
数分後、
「キャンセルしましたので、45時間以内に詳細が記入されたメールが届くと思います。もし時間内にメールが送られてこないようでしたら、電話で連絡をしてください。」
このオペレータの対応は、いたって親切。しかし、キャンセルの詳細メールを受け取るまでは気が気ではない。口約束ではどうにも信用できない。
それにしても、なぜ45時間…。どうしてこんなに中途半端な時間なの?キャンセルに関しては45時間という決まりでもあるのかしら???
只今、キャンセルの詳細メール待ち
そう、このお話は終了したものではなく、現在進行形のお話です。
まだあれから45時間経過していません。そして、今のところメールも届いていません(泣)。
時間内にキャンセルの詳細メールが届き、電話で話した通りの内容であれば、この話題はここで終了~。
しかし、あと19時間以内にメールが届くのかなぁ?そして、本当に無料でキャンセルできたのかぁ???半信半疑ではなく、2割信8割疑というところだな…。
まとめ
今回は(まだ続行中だけど)、結構不安な気持ちになりました。
不安になったせいで変なことまで考えた
不安なせいか、
「eDreamsでチケットを予約しようとしてインターネットに接続できなくなったのは神の警告??」
「銀行が支払いを拒否したのは守護霊のおかげ???」
等とスピリチュアルなことまで考えてしまいましたが、ゴゾ島およびマルタ島北部にてインターネットが接続が一時使えなくなったのは、
「修理をしていた人が間違って線を切ってしまったから。」
と、神とは全く関係の無い、非常ーーーーーーにマルタ・ゴゾっぽい理由によるものでした(いや、その修理の人に何かが乗り移った神が舞い降りたのかも…)。
銀行は…、限度額でほぼ間違いないでしょう。いや、「あまりにeDreamsの被害者が多いので、銀行がブラックリストに入れた!」なんていう線もあるような無いような…。
今後
とにかく、無事この予約がキャンセルできたら、航空会社から直にチケットを買うつもりです。
だって、私が利用しようと思っていた航空会社が自社サイトで提示している料金は、eDreamsの料金と同じ、いやむしろ安いんですもの!事前に、きちんとチェックするんだったなぁ...。
そして、もし私の銀行カードの限度額に問題があるようならば、航空会社の窓口にまで行きます!現金を支払いに行きます!!もう、20年前のやり方に逆戻り。電話帳のように分厚いエイビーロードでチケットを見つけた時代を思い出すなぁ。
追記:
結局、45時間経ってもメールが来なかったので電話→無料でキャンセルされたことを確認→電話の最中に確認メールを送信してもらう→メールを受け取り内容確認。
無事キャンセル完了!
何かをキャンセルできてこんなに嬉しかったことは初めてだわ(汗)。
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