お久しぶりです。
2週間ほど更新しておりませんでした。
ここ最近、週一での更新を目標にしていたのですが、すでに脱落…(汗)。
さて、私が更新を怠っていた間、一気に夏(28度前後)になったかと思えば、再び春の気温(20度前後)に戻ってしまいました。
あの夏日和の間にビーチにでも行けばよかったのですが、なぜか家で缶詰状態になっていました。
そして、気温が下がったと思ったら、案のじょう風邪気味に…。
そしてそして、風邪気味ならば家で安静にしていれば良いものの、涼しいにもかかわらず海へ行くという…さすがに海水浴はしませんが(汗)。つむじ曲がりです、非常ーにひねくれています。
だって、先月一ヶ月もの間修理に出していた車が、見違えるほどに運転しやすくなっているのですもの!泳がないにしろ、ドライブドライブー!!
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ホンドック Hondoq
はじめに、Hondoqの実際の発音はこんなカタカナ音ではないのですが、qの音がカタカナ表記不可能なので(のどの奥でウを言うような音)、とりあえずローマ字読みで書いてしまいました(汗)。
ホンドックは、ゴゾの東、丁度コミノ島を見渡せる位置にある透き通った海岸です。
コミノのブルーラグーンに負けず劣らずの水質、ゴゾ島内なので車で行けるということもあり、地元の人々のオアシスとして愛されています。
コミノはですね、物凄ーく美しいのですが、全てが観光仕立てなので高い!
自家用のボートを持っているのならばコミノへの行き来も簡単・安価ですが、観光として行くとお札がビュンビュン飛んで行く島です。
地元の人々がわざわざ観光用のボート(一人10ユーロ)に乗っていく場所ではないのです。
向こうの方にコミノ島が見えます。
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ホンドック・ベイ Hondoq Bay
白い砂に透き通った水の小さなビーチ
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波の少ない遠浅な湾は、シュノーケルやスキューバーダイビングの初心者に適した場所だと言われています。
泳ぐにはちょっと肌寒いのでは?と感じましたが、観光と思われる方々はスイスイ泳いでいました。
まぁ、ちょっとぐらい寒くても、はるばる来たからにはホンドックの水に入っておきたい気持ちは分かりますわ。
そして、この白い砂浜の後ろに見える建物は…学校?公民館??体育館???なんと、浄水場なのです。
この浄水所にて、逆浸透膜Reverse osmosisというもので海水をろ過して水道水を作っているそうです。
まぁ、このようなキレイな海水の近くに浄水所があるのは正解だと思いますな。
東京湾の水をろ過して水道水にと言われても、あまりね…。
ホンドックへの交通・お食事処
車》ホンドック Hondoqへの交通は、車が便利です。っつーか、無理をしたくなければ車で行くべし!ビーチ脇には無料駐車場も完備されているので、駐車場所を探す心配もありません(混雑時でなければ)。
バス》アラQala(Il-Qala)の教会前までバス(303 Victoria – Nadur – Qala – L-Imġarr )で行って、そこから徒歩でがんばることも不可能ではありませんが、湾に行くまでの道はかなり険しい山道です。
トレッキングのエキスパートにしてみれば、大した距離ではないのかもしれません。しかし、普通の体力の方が無理をして歩いて行った結果、「ビーチについた頃にはヘトヘト→疲れていてあまり楽しめない→帰りの登リ道は更にハード→気力が無くギブアップ→タクシーを呼ぶ」となる確立が高いと思います。
地元情報》タクシーを呼ぶとなった時、駐車場の後ろにある売店の人に訊けば何かしらお手伝いをしてくれるとは思いますが、売店が閉まっているようであればアウトです。こういう事態に備え、ゴゾに到着したら、タクシー運転手さんから名刺を頂くことをお勧めします。
売店・食事処》駐車場の後ろにある売店では、パラソルやデッキチェアの貸し出しや飲物・スナックの販売以外にも、パスタ、魚料理、ハンバーガーにピッツァ等、意外にもしっかりとした食事を摂る事が可能です。値段もお手頃で、昨日食べたチーズバーガー&ポテトフライ(デカッ)は4.5ユーロでした。
BBQ》ホンドックの砂浜でのバーべキューは禁止とされていましたが、駐車場奥の舗装されている箇所でのバーべキューはOKだと思います(おそらく・・・)。夏の夜には、地元の方々がバーべキューを楽しんでおります。
ラムラ Ramla
ゴゾの北岸にして最大のビーチがあるラムラ。ラムラとはマルタ語で「赤い砂」という意味です。
その名の通り、ビーチの砂も周囲のワイン畑の土も赤みを帯びています。
そして、ビーチ西側から始まるフットパスを高台まで登っていくと、カリプソ伝説の舞台「カリプソの洞窟」があります。
カレー粉のような砂浜。
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ラムラベイ
この赤砂の広いビーチは、ゴゾの人々および観光で訪れる人々に大人気のスポットです。
デッキチェアやパラソルの貸し出し、監視員がいる以外は、全て自然のままの姿です。
ゴゾにある他のビーチに比べ、収容面積が大幅に広く、交通の便も良いため、安心して訪れることが出来る場所なのだと思います。
裸足でフミフミするのが気持ちよい。
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黄色のパラソルが良く似合っている。
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カリプソの洞窟 Calipso Cave
カリプソの洞窟前にある説明。
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ホメロスの2大叙事詩のひとつ「オデュッセイア」の中で、オデュッセウスが美しい妖精カリプソに魅せられ、7年間もの間共に過ごしたという愛の洞窟がここにあります。
カリプソは「自分を一生愛し続けこの洞窟に留まれば、永遠の命を約束する」と、オデュッセウスに言ったのですが、ゼウスが間に入ったこともあり(コレで正気に戻ったか)、最終的には妻ペネロプのもとに帰ることにしたのでしたぁーめでたしめでたし♪
と、肝心の洞窟なのですが、数年前に落石事故があったそうで、現在立ち入り禁止です。
上から覗くだけ。
右上に手すりが見えます。
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海に面した側の洞窟。
あの、棒が何本もはめ込んである辺り?
見えない(汗)。
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カリプソの洞窟の展望台から眺めたラムラベイ。
これは絶景!!
洞窟とは名ばかりで、展望台ですね。
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ラムラ・カリプソへの交通・お食事処
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【ラムラベイ】
バス》バス(302Victoria – Ramla / 322Marsalforn – Xagħra – Ramla – Nadur – L-Imġarr〈Ferry〉)
約一時間に一本の割合で運行しています。バス停「Ramla」は、浜から100M位内陸に行った場所にあります。
車》ナドゥールNadurもしくはシャーラXagħraから、ひたすら「Ramla」という標識を追っていけば到着します。バス停Ramlaから浜に続く道の両脇に無料で駐車することが可能です。
売店・食事処》浜辺に売店・飲食店はありませんが、浜の入口付近にトレーラーも入れて5~6軒の飲食店が立ち並んでいます。観光地ながら、地元の人が多いことを考慮してか、食べ物の値段も安めです。
地元情報》このラムラの道沿いに停車しているアイスクリーム&ソフトクリームのトレイラーで売っているバニラソフトクリームが旨いです。
他の売店でもソフトクリームを売っているのですが、このトレーラーのソフトクリームが断然旨い!手作りっぽさを前面に押し出している様子も無く、どちらかというと着色料・添加物がバンバン入っていそうな雰囲気(トレーラーが)なのに、売っているものは美味しいです。
ただ、年々値上がりしていて、一昨年は1.2ユーロそして去年は1.6ユーロ…今年はぐっと2ユーロまで値上がってしまうのか…1.6ユーロで止まるのかどうなのか。
BBQ》砂浜でのバーべキューは、夜であれば特に禁止されていないと思います(定かではありませんが…)。夕方、海水浴帰りの人々とすれ違いに、BBQセットを持った地元民が浜に向かう姿をよく目にします。
【カリプソの洞窟】
バス》バス(302Victoria – Ramla / 322Marsalforn – Xagħra – Ramla – Nadur – L-Imġarr〈Ferry〉)
ラムラ行きバスを利用して、ラムラビーチからフットパスを歩いて行くのが一番の近道になると思います。
上り坂がきついとは思いますが、ラムラが一番近いバス停なので悪しからず。
車》シャーラXagħraの中心地から「Calipso Cave」という標識に従って運転していけば、無事たどり着くことが出来るでしょう。
洞窟の入口前に駐車場があります。
売店・食事処》カリプソの洞窟周辺は簡素ながら、「カリプソ・ブティック」という可愛らしいお土産屋さんが一軒と、食べ物のトレイラーが一台あるので、お土産のゴゾレースと蜂蜜、パスティッツィとアイスクリーム位には不自由しないと思います。
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