最近、「それが真実でない限り、わたしは自分についてどんなことを中傷されても、一切気にしたりしない」という言葉が、私を楽にさせてくれた。雑誌に載っていた”キャサリン・ヘップバーン”の言葉なのだけど、何だか心に残った。
ここ数年、私の大欠点である”カチンときてなかなか消化しない”という性質が更に悪化していて、内心「このままでは、うつ病になってしまう・・・」と感じていた。いつもピー太郎に、「人の言う事をいちいち気にしていたらやっていけないだろう。」と言われていた。そりゃあ私もわかっている。しかし、私にとって、ここイタリアで”カチン”と来ないようコントロールするのは並大抵な事ではない。人と話をしていて「エッ!?」と思わせられる事は山とある。はっきり言って、カルチャーショックを受けてしまうのである。
ピー太郎に「気にするな」と言われてもどうにもならなかったくせに、雑誌に載っていた”キャサリン・ヘップバーン”の言葉で気持ちが整理されたのは不思議なものである。ピー太郎には説得力が無いのであろうか(笑)?