先週、サンレモ音楽祭があった。毎年楽しみにしているわけでもないが、一応観ていたりする。世界的に有名な音楽祭だけど、実際観てみると”紅白歌合戦”ぽかったりする。紅白との違いは、
- 1週間やっている。
- 順位がつけられる。
- スペシャルゲスト以外の出場者は、イタリア人・イタリア語のみで歌わなければならない。
という事。
近年は、若者(に限らないと思うけど・・・)がサンレモ離れしているので、主催者側も若者うけをねらった構成をしているらしいのだけど、イマイチ狙いはずれといった感じがするのですねぇ。私個人の意見をいえば、もっとサンレモらしい”歌謡曲派”で堂々勝負してもらいたいのだけれど。やはり、カンツォーネでドカンとしたのが聞きたいのよね。
で、今日、この事をピー太郎のお父さんに言ったら、「君はイタリアが好きなんだねぇ」と嬉しそうにうなずかれた。嫌いな所もいっぱいのイタリアだけど、やはり心底では好きなのかもしれないなぁ・・・。日本好きの外国人が、「やはり、演歌じゃないとっ!」と言っているようなものなんだろうね。