久々にホームドクターの所へ行ってきた。
イタリアでは基本的に、自分のホームドクターに検査票や診断書を出してもらってから、病院で検査を受けたり、要処方箋の薬を薬局で購入することができる。緊急の場合は、救急病院へ直行。
さて、わたくしのホームドクターなのですが、とにかく順番待ちが長い。
ホームドクターによっては、完全予約制や順番札を用意している。
しかし、私の所は予約制どころか順番札も無い。
診療時間すらイマイチはっきりしない。
今日は午後の3時~5時までの診療という事だったので、2:30に行ってみた。
すると、すでに8人の患者が待っていた。
その他にも処方箋をとりに来た人たちが数人・・・。
処方箋だけの人は、優先的に並ばなくて良いらしい。
しかし、秘書もコンピューターも無いドクター、めちゃくちゃ処方箋手書きに時間がかかる。
そして、時間がかかっているのを良いことに、ドクターと世間話をして更に時間を引き延ばすジジババ達。。。
ドクターが処方箋作りに時間をかけすぎるから、診療待ちをしている患者たちは切れ始める。
そして遂に診療待ち患者の一人が爆発!
3時に処方箋を取りに来た人に、
「処方箋の時間はお終い。もう締め切り」
と、無理やり追い返しにかかった。
処方箋を取りに来た人も黙っていない、
「今日は3時からって書いてあるじゃない!?それに、私は処方箋を取りに来たんだから順番を待つ必要はないのよ!何言ってるのよ、あなた!」
と、怒り口調。
まぁ、あまりにも整理整頓されていないのが問題なのでしょうが、来るたびに誰かしら喧嘩しているのもどうかと・・・。皆、自分が自分が!!な人たちだし。
待合室の混乱以外にも、一人あたりの診療時間が長すぎるという問題がある。
自分の番の時は良いけれど、待つ身としては大変だ。
今日は2時間半は待った。今日なんかは良いほうだ。
ひどい時など5時間近く待った事がある(4時~8時)。
その時は、診療時間が過ぎても診療していることに驚いたけれど。
私のドクターは良い人だ。腕も良いと思う。
しかし、秘書無し、コンピューター無し、順番札無しは考え物だ。
又、電話で「緊急です!!」と言った患者に、「じゃぁすぐ診てあげますから」なんて簡単に言ってしまうのも、
患者同士の争いの元だから謹んで頂きたい(気持ちはわかるけれど)。
気弱なことは言わずに、「順番待ちするのみ!緊急の場合は緊急病院へ行く!」って言わなきゃ。
でも良い人で気弱だから言えないのかなぁ・・・。
順番札付けないのは、ちょっとグータラだと思うけどさ(笑)。