妊娠初期の悪阻を除けば、今までハッピーに送ってきたプレママ生活だったのですが、ここに来てちょっと情緒不安定です・・・・。
ホルモンの力は恐ろしい
コレが俗にいうマタニティブルーなのでしょう。
とにかく、夫のちょっとした心無い言葉に傷ついてしまったり、怒りやすくなっています。
空回りな状態になる
我が家の場合、夫婦共々同じ仕事に携わっているため、私の仕事のぺースが落れば夫が働いてカバーしなければなりません。
しかし、日本語やデザインに関するお仕事は、夫に代わってもらうことができません。
ジュンキーナは、あっせっている割には仕事が捗らない…。
桃ちゃんのためにもストレスは良くないけれど、どうにも仕事をこなせない自分が悲しくなり涙が出てきてしまったり・・・。
色々背負ってパンパン状態な夫は、「もうちょっと速い仕事ができないのか?」と、責めてくる。
通常でしたら、そんな言葉はスルーしています。
しかし、マタニティーブルーなジュンキーナは、そんな夫が放つ言葉にも物凄く敏感に反応してしまうのです。
冷静さを失い感情的になる
今朝も夫の一言にカチンと来て泣いてしまいました。
更に、
「どうして泣くんだ?何か悪い事言ったか?」
と、繰り返す夫を前に、ジュンキーナの怒りはヒート状態。
「解かった。どんなに体調が悪くても無理します!その代り、今まで黙ってやってあげてきたことは、自分でやってね(買い物行ったり食事作ったり洗濯したりお弁当作ってあげたり)。それに、私は離婚したって良いのだから。」
と、言い放ったのです。
離婚と言われてショックを受けた夫の目が赤くなりました。
しかし、ジュンキーナ、そんな目を赤くしている夫を見て、「うざい!」と思ったのです。
鬼のようです(恐)。
結局、夫が平謝りして一件落着。
これからはマタニティブルーに理解を示すと誓い、仲直りしました。
もうさぁ、ホルモンが調節されるのをひたすら待つしかないのよー。
ホルモンは感情の塊、理論は通じない
以前、ジュンキーナは流産したことがあります。
その時も、この急激なホルモンの変化で鬱状態に陥ってしまいました。
流産してしまったという事実は、受け止めることができました。
しかし、この鬱との戦いは厳しかったです。
周囲の人は、理由が解らないからなぜなぜ?と問いただすし・・・・。
結局、日本へ一時帰国してすっきりさせました。
マタニティブルーに陥っている人を問いただすのはタブーです。
ただ追い詰めるだけです。
「ホルモンのせいだから仕方が無いよ。時間が解決するよ~」
と、気楽に接するのがベストです。
さくらももこさんの著書「そういうふうにできている」の中でも同じようなことが書かれていました。
ホルモンが関わったら、話したって無駄です。
論理的なことを言えばいうほどダークサイドへ持っていかれてしまいます…。
私の場合は妊娠中のマタニティーブルーですが(出産後に無くなる保証は無い…:汗)、産後のマタニティブルーで授乳が難しくなってしまうという話も耳にします。
出産後のケースは、出産前よりずっと酷なはずです。
こんな鬱な状態で赤ちゃんを育てていかなければならないなんて…周囲の絶大な理解が必要だと思います。
「お母さんになったんだからしっかりしなさい!」とか、
「なんで、ちゃんと育児をしないのだ!!」とか、
絶対に言ってくる人がいるのではないかしら。
しかし、こんなに責めるようなことを言ったら、マタニティーブルーどころかマタニティー黒になってしまうでしょうに。
責める代わりに
「ホルモンのせいなのだから、気楽に少しづつ授乳になれていけばいい。」
くらいの言葉をかけてあげてはどうでしょう?
ジュンキーナも、この先、ホルモンにどんな邪魔をされるかわからないので、今から周囲に
「マタニティブルーによる情緒不安定へのご理解を!」
と、頼みまくっています。
癒してくれる猫に感謝
人間と違って、猫のピオッポは何も言わずに寄り添ってくれます。
これが、マタニティーブルーには効くのです。
何も言いませんが、ちゃんと気持ちを察してくれているのがわかります。
ジュンキーナの気分が沈んでいる時や体調が悪い時は、決まって隣にやってきてペロペロ(ネコにとってはチューなのだ)して気持ちを癒してくれます。まるでナイチンゲールの様です。
ピオッポが我が家の子になってくれて幸せだなぁ・・・とつくづく感じる毎日です。
ピオッポ、本当にありがとうね!