4月中旬に入り、やっと気温が20度前後にまで上がって来ました。
暑くない春を満喫
マルタは、「地中海に浮かぶ南の島」というイメージがあるため、春には海で泳げると思う人がほとんどだと思います。
が、ここは沖縄やグアムではありません。
4月の海で泳いでいるのは、体感温度が別格の北欧の方か意地で海に入る若者か…どちらにしろ旅行者の方々で、生粋のマルタっ子は寒くて海水浴などしない時期です。
自然の中をふらリ
海水浴には早いと言っても、海は透きとおり、太陽の光はサンサン、花が咲き乱れ、鳥はさえずりと、
「アロマ香る宝石」の上で生活をしている気分になる…そんな素敵な季節なのです。
近所をお散歩しているだけで、写真のような野花が咲き乱れています♪
以前は自分の庭が欲しいとばかり願っていました。
しかし、空地や近所の庭や公園に咲き乱れるお花に囲まれるうちに、そういった欲も無くなってしまいました。
まぁ、アグラーテの庭の手入れが大変だったので、もう懲りたのかも(汗)。お花や芝生の手入れって、思った以上に大変。
ヴィクトリアの歴史地区を散歩
とまぁ、お外が気持ちいい季節になるとやたらプラプラしたくなるわけで、
ほぼ毎日近くを通りながらも(娘の学校があるので)なかなか中に入っていかない「ヴィクトリアの歴史地区路地」をプラプラして来ました。
この歴史地区は、こういった細い路地がクネクネ入り組んでおります。
ここに住んでいる方達は、この細い路地を車でスイスイ入りスイスイ車庫入れしているのですが、あのテクは何なのでしょう…慣れなのでしょうか…私には到底無理ですわ(汗)。
PRICKLY PEAR プリックリーペアー
近くまで来たので、行かねばと思っていたお店によってきました。
可愛い鳥カゴとポットが!
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だそうです(笑)。
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この可愛い入口のが目印のPrickly Pear プリックリーペアーさんは、店主さんによる手作りアクセサリーと小物のお店です。
イギリス人女性の店主さんが、中で作品を作りながらお店を営んでおります。
ちなみにこの店名のPRICKLY PEAR プリックリーペアーとは、マルタやゴゾにわさわさとあるコレのことです。
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今回、お友達の誕生日プレゼントを探しにやってきたのですが、見ているうちに自分のピアスも欲しくなってしまい購入♪
手前の渦巻きはお友達用。奥の丸いのは自分用。
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当初、渦巻きを自分用にしようと思ったのですが、鏡の前で試してみたところ「なぜかバカボン…」だったので、
髪の毛にウェーブがあって大人顔のお友達用に変更。
お友達がつけたら全くバカボンではなく似合っていた。
何なのだこの差は?
とにかく、気に入ってくれたので良かった♪
実は、ここの店主さんとは去年の春にお知り合いになり、「気軽にお店に来てね♪」と、言って頂いていたにもかかわらず、なかなかお店に行くことができないまま次の春になってしまったのでした(汗)。
「銀のアクセサリーが欲しい→PRICKLY PEARさん!」と、頭の中ではず―っと思っていたのに、自分の行動時間とお店の営業時間がかみ合わないまま一年が過ぎてしまいました…。
オリジナルのシルバーアクセサリーは勿論、その他にも素敵な布製アクセサリーケースや、小ぶりで可愛い革細工の花形ブローチ、清楚なパッケージの石鹸などなど、私をときめかせる商品がたくさん詰まったお店なので、この春からはもっと頻繁に訪れたいなと思っています。
La Bottega del Sole della Luna ラ ボッテーガ デル ソーレ エ デッラ ルナ
PRICKLY PEARさんの近所にあるLa Bottega del Sole della Luna ラ ボッテーガ デル ソーレ エ デッラ ルナさんにも行ってきました。
こちらのお店は、イタリア人夫婦が営まれております。
ちなみに、La Bottega del Sole della Lunaとは、イタリア語で「太陽と月の店」という意味です。
店オリジナルのゴゾ特産品をはじめ、イタリアやフランスの瓶詰め、パスタ、お茶、ワイン等の食料品が取り揃えられています。
お土産にも、プレゼントにも、また自分のためにも嬉しいお店です。
こちらのお店、聖ジョージ広場(歴史地区の中央広場)に面していて、とても小粋な雰囲気を醸し出しているため、
「値段の高い商品ばかりなのかな・・・」
と、思っていたらどっこい!
案外手頃なお値段ではないですか!!
5ユーロ以下、10ユーロ以下の商品がほとんどです。
フランス産フォアグラのパテの瓶詰めが6ユーロくらいでした。この値段は、恐らくフランスのスーパーのものと大して変らないのでは?
お値段もさながら、このお店の一番すばらしいところは「魅せ方に気を抜かないところ」です。
パッケージやラッピング等、商品の細かいところまで気を配っています。
さすが、北イタリア出身の店主さん!
普段はイタリアに対する悪口の多い私ですが、こういったイタリアならではの美的感覚とか美食感覚に関しては申し分なく褒め称えます。
って、大体が、イタリア人である店主さん自身が、
「イタリア人の横柄な客が来ると、英語を話してイタリア人であることを隠す。」
と、おっしゃっておりましたが(汗)。
まぁね、本当に横柄というか危険なイタリア人がいますから、まっとうなイタリア人の方にしてみれば迷惑でしょうなぁ。
ディジョン(ブルゴーニュ州)のマスタードと店オリジナルの布袋に入ったゴゾの塩を買いました。
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これは以前買ったレモンのゴゾソルト、ゴゾソルト石鹸、ゴゾ風スパイス入りスパゲッティ(結び目に小さなニンニクが!)。
全てオリジナル商品です。
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左からディジョンマスタード/ジンジャーブレッド ディジョンマスタード/シードスタイル マスタード/ブラックカラント ディジョンマスタード
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ジンジャーブレッド ディジョンマスタードとブラックカラント ディジョンマスタードがグー!
ジンジャー~は、ジンジャーといっているのに何故か生姜は入っていなく、アニスの香る粒マスタードのような味。
ブラックカラント~は、程よい甘みと酸味があり、鶏肉に合うこと間違いなしの味です♪