去年のこの時期も特に寒いとは思わなかったけれど、今年は更に暖か。
12月の第一週は、平気で半袖着用だったため、いま一つ12月と言う実感がないままクリスマスに突入してしまったかな?
クリスマスのイベントと料理
さて、クリスマス近くになると、街中のいたるところに「クリスマス・クリヴ」という、イエス降誕をミニチュアの家畜小屋や人形で再現したジオラマを目にするようになります。
去年は、色々なクリヴをみて周ったにもかかわらず、ゴゾの一大クリヴ・イベント!マストでしょ!!を見逃したのでした(情報薄で・・・)。
ですので、今年は見逃さぬべく、ちゃんとクリスマス直前の日曜日に行って参りました!
「Bethlehem at Għajnsielem」ベツレヘム アット アインスィエーレム
このクリヴ・イベントの特徴は、
人形ではなく生きた人間や動物が、本物の家畜小屋と共に、イエス降誕のシーンを再現しているところです。
八百屋さんやパン屋さんなども再現されていて、その上、買い物も可能なのです!
ゴゾのフェリー港も見渡せる丘の上で行われるこのイベント。
この時期にマルタを訪れようと思っている方、是非ゴゾまで行ってみましょう!一見の価値ありです。
ローストビーフの材料とレシピを探す
ベツレヘムを堪能し、一気にクリスマス気分にスイッチ・ON!したわたくしは、
突如、今年のクリスマスはローストビーフ!と、張り切り、
早速、スーパーへ。
辿り着いた場所は、いつものパック肉売り場ではなく、お肉の切売りカウンター。
カウンターのおにいちゃんと話しあった末、おにいちゃん一押しのアイリッシュ・ビーフ塊1.5jkg(19ユーロ!なんて安いんだ)で決定!
と、ここまではいいのですが、わたくしね、今までローストビーフとやらを作ったことがありませんでして(食べるの専門でして)…。
普通にかつ、失敗の少ないであろうレシピを探すも、なぜか「炊飯器で作る!」とか「フライパンのみで作る!!」とか、どういうわけだか皆オーブンを避けたいらしい…いや、「こんなアイデア思いつきました!」をアピールしたい…?なレシピだらけ。
私が求めるものは、「失敗しない、オーブンで焼くローストビーフのレシピ」なのに(・_・)。
我が家のオーブンは、小ぶりながらも性能はまずまず。
レシピさえしっかりしていれば、まず失敗しないと思うのだが。
まぁ、とにかく、初めて+クリスマス・ディナーということもあって、絶対失敗はしたくない。
何よりも、塊肉を台無しにするのは、ちょっとしたプレッシャー....。
で、オーブンは諦めて、選んだレシピが、
「湯煎で作るローストビーフ」
....
なんだか炊飯器よりもフライパンよりも、更にさらにオーブンから遠く離れてしまった気もしないが、とにかく「失敗しない」というのが重要!
これでGO。
変わったレシピで初めてのロ-ストビーフ作り
さてさて、このレシピによると、表面をフライパンで焼いたあと→ホイルに包んで10分ほどグリル→ビニール袋に入れて80度で湯煎を1時間。
はやくも問題勃発
温度計無いし、電気湯煎器はもちろん無いじゃん。
じゃ、どうやって80度を保つんだよぅ(泣)。
熱湯1lに常温の水300ccを足すと、およそ80度のお湯が作れるそうなのですが、
一時間指突っ込んでいるわけにもいかないし(数秒でも無理。やけどする)。
結局、大体ですよ。
まぁこんな感じかヽ(´ー`)ノですよ。
失敗したくない人間は、まず、とってはいけない行動でしょうねぇ(汗)。
で、この大体80度を保つべく、湯煎のお湯をちょくちょく温めたりして一時間経過。
なんとなく不安なので、更に30分湯煎してみると、
と、自慢げ気分もつかの間、
毎年、トンデモなく旨いローストビーフを作るローストビーフのマスター(うちの姉)からお告げが。
- とにかく、中心に竹串を刺して、肉汁の状態を見る。
- 肉の中心に切れ目を入れて、ピンクならOKなので、まだ生すぎるようなら、200度のオーブンでこまめにチェックしながら焼く!
お告げに従って切り目を入れてみたところ、
生(・_・)
まだまだナマ!
結局、オーブンで焼くこと計40分。
やっと良い感じの色に \(~o~)/。
うーん。
しかし、コレって、
湯煎は要らなかったのでは?
ま、初めてですから色々あります。
ってか、最初っから、姉に聞けばよかったのでは…( ゚д゚)。
で、コレが出来上がったローストビーフ。
山越え谷越えだったけど、
柔らかで美味しかったわぁ♥
家族の評判もGOOD。
で、コレは、トリュフを乗せちゃった贅沢バージョン\(◎o◎)/!
まぁ、兎にも角にも、
良いクリスマスを過ごせました♪
サンタさんも来てくれたみたいだしね♪