ラムラビーチの東側にある崖の洞窟
昨日、ゴゾ一広い砂浜ラムラビーチの東側にある、以前からず~~っと気になっていた洞窟へ行ってまいりました!
わたくし、ゴゾに来た当初、この洞窟がかの有名なカリプソの洞窟だと思っていました。(カリプソの洞窟はラムラビーチの西側)
「calypso cave」で画像検索すると、この洞窟の写真がたくさん出てくるから、てっきりそうかと(汗)。
しかし、この洞窟
グーグルの地図にも載っていない、
ガイドブックにも載っていない(少なくとも私が持っている)、
もちろん名前もわからない‥‥
と、わからないだらけ。
でも、
ネット検索で出てきた画像を見る限り、中に入ることは可能。
ビーチから洞窟を見ていると、観光らしき人の姿が見えたり消えたり…。
崖の上に出入口があるのは確か。
とりあえず、地図を見ながら車で崖の上を目指してみる。
洞窟まで約1㎞の場所に来た地点で(写真の案内地図中央♰墓地の角)、こんなの発見!
その後は、分かれ道毎にこの地図案内板が立ててありました。
おかげで、道に迷わずミシュタ洞窟(Mixta Cave)にたどり着くことができ、とても助かりました…
が、
家に帰って、「イン ナドゥール ウォークE(IN-NADUR Walk E)」 というコース地図をネットで探してみたところ、
ナドゥールの町役場のウェブサイトにも、
ゴゾ観光のオフィシャルサイトのウォーキングコースページにも、
どこにも載っていない・・・どこかにファイルが隠れているのか?
観光インフォメーションセンターに行けば印刷されたものが有るのか否か?
そして、ウォークEというからには、少なくともA B C Dコースがあるのでは??
もしや、オリエンテーリング方式でA B C Dコース地図を探すなんて言わないわよね!?
う~ん、ありえるかも(汗)。
ミシュタ洞窟(Mixta Cave)
洞窟入口があると思われる崖の上の台地に到着。
道の途中には案内地図がありましたが、到着した場所の周辺には看板も何もありません。
自分で入口らしきものを探すのです。
そして、こんな穴を発見。
ワクワク☆
微妙な階段(ほぼ坂)をほんの数段下りると、
夕方だったので、逆光になってしまいましたね…。
この洞窟は、西日になる前に来た方良いかもしれません。空と海と浜の色がくっきり見えたらもっと素晴らしいはず。
まぁ、逆光でも十分素敵でした♪
調べたところによると、18世紀初頭に起きた「ラムラ湾に侵入・停泊したムスリム2人による民家襲撃事件」の後、聖ヨハネ騎士団による「ラムラ湾の安全見直し・強化策」が実施されたそうです。
その際、この洞窟も軍事利用され、大砲を外洋に向けて放つ為に、小さな穴が開けられたそうです。
パッと見「かまど?」と思いましたが(汗)、武器庫か何かでしょうか…。
キビアー崖(Rdum il-Kbir)
先ほどの案内地図によると、この辺りの海岸線沿いの崖は、キビアー崖(Rdum il-Kbir)と呼ばれているそうです。
「キビアー崖のなにこれ?」を探るべく、家で色々調べてみましたが、資料に全くありつけず(理解できる言語で)…。
その代わりと言っては何ですが、うちの近所の「でっかい石ころが飾ってあるさびれた公園」だと思っていた場所が、実は新石器時代の居住跡地であったことが判明。
ほんと、ゴゾには、この手のものがゴロゴロあるのですなぁ。