はじめに
このたびの熊本県を中心に発生した地震により、犠牲となられた皆様に深く哀悼の意を表するとともに、 被害に遭われた方々とそのご家族に心よりお見舞申し上げます。
*
多くの方がとてつもなく厳しい状況に置かれている中、「私なんぞのブログを更新している場合なのか?」という思いがあり、しばらく更新せずにいました。
また、この地震とほぼ時を同じくして、千葉に住む母の入院〜手術予定もあり、そして、自分が遠く離れた場所にいることもあり...。
*****
今朝、入院している母と術後初めてのビデオ通話。
普段はスカイプを利用することが多いのに、今回はメッセンジャーのビデオ通話機能を使用(スカイプを使うつもりが、うっかりメッセンジャーを開いてしまっただけのこと)。
意外なことに、スカイプより繋がりが良かった...。
兎に角、こういう時、ビデオ通話ができるということに感謝。「顔を見る」ということがどんなに大事なことか...。
病室に来ていた姉も
「来て何かをするわけでもないけれど、顔を見るだけでもね...。」
と言う。
今回母は、かなり大きな手術を受けたにもかかわらず、術後2日目には歩き、術後3日目の今日は、歩いても膝がガタつかなかったとのこと。
私は、手術後1週間位はベッドで寝たきりなのだろうと思っていたので、かなり驚いた(もちろん良い意味で)。
まだまだ油断は出来ない容態にしろ、ひとまず安心。
顔見知りが集う風景のあるサン フランシス広場
何はともあれ、普段どおりの生活を続けるしかない。
母との通話を終え、ぼんやり考えながらヴィクトリアの街中へ向かう途中、バタバタしていて朝のコーヒーを飲んでいなかったことに気が付く。
私と母がゆっくり話を出来るようにと、私の代わりに娘を学校へ連れて行ってくれていた旦那さんと落ち合い、コーヒーを飲みに行く。
タピーズ バーTAPIE’S BAR
折角なので、「正直、自分ひとりでは入りづらい...(小心者)」と、あまり一人では行かない、サン フランシス広場(St Francis Square/Pijazza San Frangisk)にある、地元民、いや、地元のおじさん達が集うバー『タピーズ バーTAPIE’S BAR』に入ることにする。
Googleの地図にはTaPie Cafeと表示されていますな...。
*
*
マルタやゴゾには、店内にオッサンが多い以外にも、地元民(オヤジ)御用達のバーかどうかを見分ける目安となる、「証」の様なものが存在します。
*
熱いコーヒーや紅茶を普通のガラスコップ(上の写真のコップ)にいれる。
これです。
ガラスのコップにいれてこそ、れっきとした地元おっさんバーなのです。
そして、このホットをガラスのコップで出す店は、とにかく値段が安い!!
今朝のタピーズ・バーでは、ミルクティーとミルクコーヒーを頼みましたが、どちらも一杯30セント、日本円で40円以下♪
また、こういったバーでは、基本ミルクも砂糖もお店の人が入れてしまうので(入っているのがマルタ流)、ブラックで飲みたい場合は「砂糖ミルク無しで!」と、事前に伝える必要があります。
ま、普段はブラック派であっても、糖分や乳製品を摂ることを禁じられていないのならば、この際全部お任せで、マルタ流のあっまいミルクコーヒーやミルクティーを飲んだほうが楽しいのでは?
噴水をぐるり
タピーズ バーの前は、噴水を中心としたラウンドアバウトになっています。その為、屋外席は常に排気ガスに晒されていますが、地元民はそんなのお構いなしの模様。
*
*
*
と、これが、ヴィクトリアの地元民(特におじさん)が見ている月曜の朝の風景です。
それでは皆様、良い一日を~♪ Il-ġurnata t-tajbaイルジュルナータイッバ♪(←私が知っている数少ないマルタ語フレーズのひとつ:汗)。