バカンス時期もかなり後半に入り、そろそろ街の人口もいつもどおりに戻ろうとしている。例年どおり、み~~んなこんがり日焼けしている。日焼けは危険!!と騒がれる世の中、ここイタリアでは依然として「日焼けはバカンスのシンボル」なのである。夏に白い肌などというのはご法度!といった感じである。
一昨日、近所のショッピングセンターへ買い物に行った所、ショッピングセンター内の日焼けサロン(店頭にはエステティックサロンと書いてあるけれど、大半は日焼けを専門としている)の中に長蛇の列を見た。それもすでに真っ黒な人たちばかり。ピー太郎に聞いたところ、こうやって日焼け肌を長く保つそうだ。それに、街中にはお金がなくてバカンスにいけない人たちもいる。そういう人たちは、密かに日焼けサロンへ通いながら家に閉じこもるのだそう・・・。なんだかなぁ。皆と同じ時期にバカンスというのがスティタスみたいなんだよね。こんなだから渋滞になっちゃうんだろうな。その時期じゃないと休めない人は解かるけれど、時期をずらせる人までもが同じ時期にバカンスするっていうのが私には理解できなかったり。皆と一緒じゃないと仲間はずれと感じるのだろうか・・・。
話を戻すとして、この「日焼け」だけど、今回はうまく焼けしたと思う。私は地が白いのでにんじんの様になってしまうのだけど、今回は11時から 4時という日光の強い時間帯を避けたため、赤くならずにじわじわと焼けた。ちゃんとパラソル持参したのも正解だった。実際、フランス・スペインの海岸の混み時間は夕方の4時以降であったなぁ。なんだかんだ言って、皆うまい日焼けをしていたのだなと感心してみたり。ほんとシエスタは重要です。あと、ビタミン Aたっぷりのジュースも!