10月の最終日曜日に時計の針を一時間戻す
10月の最終日曜日の昨日は、「時計の針を一時間戻す(標準時に戻す)」サマータイム終了日だった。
ちなみに、「時計の針を一時間前に進める」サマータイム開始日は3月の最終日曜日。
注:サマータイムの実施期間は、国によって違う。
よって、現在の朝6時は、先週までの朝7時。
日の出時間も7時20分→6時20分にチェンジ。
ここ数週間、起床(6:30)から朝食が終わるまでの時間を暗闇の中で過ごしてきたけれど、やっと、太陽の光の下、朝を迎えることができる(日没時間は早くなるが)。
時間切り替えで得るもの・やっちまいがちな事
さて、「時計の針を一時間戻す」とは言うものの、ネットワークから提供された時刻に設定してあるPC・スマホなどのデジタル製品内の時計である場合、夏時間⇔冬時間の切り替えは自動。時間が切り替わる深夜2時がくれば、何もしなくても一時間ずれるようになっている。
だから、身の回りにアナログ時計が無ければ、これといってやることは無い。
アナログ時計の場合は、当然ながら、自分で時計の針を動かす必要がある。
家中にアナログ時計が散乱していたら、それはそれは面倒くさいことになる。
が、一つくらいであれば、アナログ時計を所持していた方が良い。いや、あるべき・持つべきだと思う。
だって、時計の針を一時間戻しながら「まだ朝の8時じゃなくて7時。ウフフ」と、ニヤつく瞬間。あのお得感は、アナログ時計でしか得ることができないもの♪
夏時間→冬の標準時に切り替わったことをすっかり忘れていた時には、お得感が更に倍増(笑)。
反対に、夏時間に切り替わり一時間前に進んだことをド忘れしていると、そのうえ変にアナログ時計を信用してデジタルチェックを怠っていると、思わぬ遅刻を招くので要注意(十数年前に何度か経験)。
最近は、皆、嫌でもスマホ画面を見るから間違えないか(汗)。
EU諸国のサマータイムは廃止されるらしいが…
とまぁ、わたくし、ヨーロッパ内にて約20年間、夏時間⇔冬時間の切り替えに付き合ってきましたが(何度かド忘れしながら)、
なんと、この数年以内にEU諸国のサマータイムは廃止されるらしい。廃止でほぼ決定という事は確か。
省エネ対策を理由に始まったサマータイム。が、実際のところ、大した省エネ効果は得れず(効果が無いわけではない)、それどころか、時間のズレが引き起こす健康被害を訴える声が増え…
まぁ、標準時に戻る前の数週間の朝の暗さといったら…憂鬱になるわ(汗)。
「じゃぁ、サマータイムを廃止した後は、一年通して標準時(現在の冬時間)で行くってこと?」と思えば、そんなに簡単なことでもないらしい。
EU各国が、夏時間を採用するのか?冬時間を採用するのか?独自に決定する必要があるという。
だもんだから、わちゃわちゃしちゃって…
今日もこんなニュースを発見→ 標準時間で難航、EUがサマータイム廃止延期へ
私見
ま、私としては、「マルタ共和国はスパっと標準時採用!」で良いと思うけど。
なぜなら、
- 皆早起きなのに(特にゴゾ)、日の出が遅くてどうするの?
- 夏の間(ほぼずっと)各地で打ち上げられる花火をより有効に楽しむには、さっさと日没を迎えた方が良いのではないの?
と、思うから。
十分すぎる理由でしょ。