今日は、全5日のカー二ヴァル最終日です。じゃあもちろんゴゾのカー二ヴァルについて書くのよね♪と思いきや、書きません。いや書けません。だってわたくし、今年のカーニヴァルイベントにほとんど行っていませんから(汗)。カーニヴァルらしい事といったら、家でキャッツメイクをして写真を撮ったぐらい。最近設置したぺージ下のギャラリー“ゴゾ生活写真を毎日UP!”に私のキャッツ顔も載せましたので、興味のある方は見て笑ってください(^.^;。
で、ですね、一応カーニヴァルなので→仮面→武装仮面とつなげ、聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)の武器・武装具が展示されている「武器博物館Armoury Museum(ヴァレッタ)」について書こうと思います。すごい無理やり...。でも、自分の中では一応リンクする部分があるのよねー(汗)。
総長の宮殿内にある博物館
武器博物館Armoury Museumは、マルタの首都ヴァレッタVallettaの中で“The宮殿(イル・パラッツォIl Palazzo)”と呼ばれるヨハネ騎士団総長の宮殿Grandmaster’s palace内にあります。
古くから、ヨハネ騎士団員たち個人の武器や武装具は、彼らが亡くなると同時に騎士団の所有物となっていました。この武器博物館では、そのように集められた16~18世紀までの5000以上もの武器・武装具を所蔵および展示しています。
ちなみに、このヨハネ騎士団総長の宮殿は、現在マルタ共和国大統領府兼国会議事堂としても使われています。宮殿内部は観覧可能なのですが、わたくし、一度も入った事がありません。どういうわけだか休館の日ばかりに当たってしまうのですなぁ...武器博物館のみ開いてて。
騎士団の武器や武装具はアート
それでは、博物館の中の品々をざっと見てみましょう~
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リーダー達のよろいがすごい
柄や形、細工に凝った武器を武装具を見れば、この時代の騎士達のオシャレ意識は相当高かったと見受けられます。
ですから、上に立つ人達ともなれば、オシャレに格段と磨きが入ってきます。
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そして、数あるよろいの中でも特に目を引くのが、54代目総長アロフ・ド・ウィニャクールAlof de Wignacourt (1547年 – 1622年)のもの。
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私の写真の腕が悪いせいもあり魅力を十分に伝えられていないと思うのですが、まじかに見ると「ああ、これは別格だ...」と感じるよろいです。
耳なし芳一もしくはヴィトンのバッグ??を彷彿させる、いやそんなレベルではない繊細な仕事を施された武装具...これは、アロフさんが騎士団きってのオシャレ番長であった証!現に、アロフさんは、殺人を犯したカラヴァッジョがマルタに逃亡中、彼のパトロンでもあったんだから!美意識が高い方だったのよっ!おフランスの方だし。
と、このよろいをまじまじ見て終わった頃には、気分はすっかりファッションミュージアム♪
武器に興味がない方でも十分に楽しめ、ファッション、芸術、ロボコン、あとCGゲーム(ナントカ戦士系が多いような)好きなどには嬉しい物が沢山ある博物館ではないかと思います。
聖ヨハネ騎士団の宮殿および博物館の場所と詳細
ヨハネ騎士団総長の宮殿Grandmaster’s palace
【住所】Republic Street, Valletta, Island of Malta VLT 1191, Malta
【】+356 21249349
【】info@heritagemalta.org
【】サイト
–宮殿内Grand Master’s Palace, Palace State Room
【】10:00~17:00(木曜休館)
–武器博物館Armoury Museum 1F
【】09:00~17:00(木曜休館)
【入場料】10ユーロ(宮殿内と武器博物館共通券)
junkina says
私も大好きです♪
DYSUMMER says
ここ楽しいです!