前回の日記で「ネチネチした日本の犯罪」について語ったけれど、今日は「イタリア(特にモンツァ)のどうしようもない側面」について語りたいと思う。
今朝、「また、横須賀線車両に落書き!警察が調べを行っている」というニュースを見た。これは、信じがたい行為だから警察が動いてニュースにもなるんですよね?私が思うに、この”信じがたい”という神経がモンツァには足りていないんだと思う。落書きをされた住民は諦め気分。落書きする方は自分の好きにやって良いものと思い込んでいる。警察はというと「それを見てみぬ振り—–!!」。
モンツァの落書きって本当にひどいのだ。初めて来た時「ここは、スラム街か??」と思ったもの。で、聞いてみると”リッチな街で、市民税も高い”と言うではないか!!なのに、そこいら中落書きだらけ。新しく塗装した所(しかもお城みたいな建物とか)をわざと狙うというのも悪質だ。
ある夜、ピー太郎が落書き小僧を発見して、警察に電話したら「ああ、そうですか・・・」と言うだけで、警察はなにもしなかった。いかにも、「あんた、そんなことで電話しないでよ」という感じに。まったく、税金の行き場を教えてほしい。
こ~んなことを思っていたある日。私は、ある素晴らしい交通警官を発見してしまった!彼の主な仕事は駐車違反の取締りとかなのだろうけれど、か~~なり厳しい!見てみぬ振りなんか絶対にしな~~い!こんな立派に仕事をしている警官を見て、報われた気分になった私です。ああ、彼に落書き取締りの主導権を握ってほしい・・・。