今日も曇りです。
先週はあんなに天気がよかったのに…私の友人達は運が良かったぞ!
今日から新しい人材を見つけるための面接が始まった。
毎回面接がある度に、ず~~~~っと思っていた事がある。
それは、面接に来る人達の服装。
日本のそれとかなり違い、随分とラフだ。
まあ職種にもよると思うけれど、平均してカジュアルだと思う。
そしてこの「もうちょっとフォーマルにすべきじゃないの?」感、実は面接に限った事ではない。
冠婚葬祭でも感じるのだ。
何度かイタリアの結婚式・葬式・洗礼式に出席したことがある。
結婚式は、皆かなりエレガントであったのを覚えている。
しかし、出席者の服装が派手すぎ…もうちょっと新郎新婦を盛り上げなきゃ(汗)とは感じました。
そして、葬式...物凄く驚いたことがある。
イタリアの葬式がどういうものか知らなかったので、私はとりあえず黒のス-ツを着ていった。
すると、「赤いジャケット&ジーンズ」という考えられない服装の人を含める超普段着の参列者達が!
コレにはカルチャーショックというか、単に衝撃を受けました。
ピー太郎の意見を聞いてみると、
「僕にもわからない」とのこと。
ピー太郎個人としては、冠婚葬祭はフォーマルである事がお決まりらしい。
親もそうだったので、ソレが当たり前だと思っていたとのこと。
家庭環境によるのかしら?
半ズボンやタンクトップで教会には入るな!と言うのに、葬式に赤ジャケットは良いのか!?
教会は黙認するの?色に関する規定はないの?
最後に洗礼式。
これはもうカジュアル。
しかし、出席者がカジュアルなのはわかるとして、まさか、洗礼を受ける赤ちゃんまでもがカジュアルだとは思っていなかった。
もーイタリアの皆さん、可愛い赤ちゃんの晴れの日には、素敵な白いべべを着せてあげましょうよ。
お古だって良いのだから!
しかし、まぁ、私と同じことを感じている人は沢山いるのだと思うわ。
ただ、「それは駄目!」とか言えないのでは?
自由がどうとか言い出しそうだし。
いまだによくわからないイタリアン冠婚葬祭服装。
TPOなんてあるのか?
結婚式には花嫁が霞んでしまいそうな派手なドレスを着ていき、葬式には赤のジャケットにジーンズ・・・。
目立ちたがり屋か?
敬意を表すってことを知らないのかな。だって「~式」よ。
イタリア人。摩訶不思議だわ~。