私が住んでいるアパートは、なんと築500年の建物。
初めて見た時は、まるで幽霊屋敷だと思いましたが、ここ数年で建物全体のメンテナンスが施されたこともあって、随分とまともな外見に変身しました。
歴史ある庶民の住みか
私の部屋の上と横の部屋には誰も住んでいなかったため(持ち主はいても、リフォームすらされていなかった^_^;)、とりあえず騒音の心配はゼロ。
ガス湯沸器とセントラル・ヒーティングも問題なく稼動していたので、冬もあったか♪
何よりも、街の中心にあるので便利。
上の階に人が住むようになった
住み始めて半年が経ったころ、
天井から何やらゴソゴソ。
と、その物音は瞬く間に大騒音に( ゚д゚)。
上の階の持ち主が、賃貸用にと部屋の改築を始めたのです。
あっという間に改築完了。
数ヶ月後には、最初の入居者がやって来ました。
で、気がついた。
床が薄い。
しのび足だろうがナイショ話だろうが、すべてが丸聞こえ!
しかも、入居者がよく変わる。
そして、その大半が英語を話す。
どうやら、上の階のオーナーは、語学学校と契約を結んだ模様。
住んでいる人たちは、皆、短期でやってくる英語教師らしい。多分…。
愛想のよいイケメン【最初の住人】
最初の住人は、なかなかのイケメン君。
ある日のこと。
私がアイロンがけをしていると、上から何やら聞こえてきた。
(‘∀`)(-_-) \(~o~)/(_ _;)(*^^*)
男女の声。
男が口説いている…。
が、女の子はあまり乗り気じゃない….のか?焦らしているのかぁ?。
で、結局イチャイチャイチャイチャ〜♡
「私は、まるで市原悦子…(_ _;)」
自分の家にて、家政婦は見た(聞いた)。
このイケメン君が住んでる期間。
それはそれは騒がしかった。
好青年なのだが、とにかくパーティー!
毎週末、朝の3時までパーティーパーティー!!
あまりにうるさい時は、棒で天井を叩きましたがね(-_-;)。
まあね、若いし羽目外したくなっちゃうのは分かる。
でもね、床が薄いのよぉ。
本当に住んでいたのか老夫婦?【二番目の住人】
イケメン君の次は老夫婦がやって来た。
シーーーーーン
住んでいるのか疑うほど静かだった。
オーナーが防音対策を施した?
歩く音すら聞こえない。
イケメンの時は、ナイショ話まで聞こえてきたのに(ヒソヒソした大声だったの?)。
そして、その静かな老夫婦が去った頃。
突如、長きに渡る大工事が開始
突如、アパート全体の大改築がスタート。
3ヶ月で終わる予定でした。
しかし、ここはイタリア。
そんな筈ありません。
工事が終わったのは、1年半後(しかも、未完成のまま修了)。
1年半もの間、ホコリ・騒 音・思わぬ破損などなど、げっそりの毎日を送るはめになったのです。
そして、やっと静かな生活がおくれると思ったのも束の間、
今度は、一階にある店のオーナーがチェンジ!レストランに改築すると言いだした( ゚д゚)。
またもや騒音の嵐。
そして、その数ヵ月後。
今度は、隣の部屋を買った家族が、またまた改築を始めた~!
ネバーエンディング…
ハトの糞問題まで勃発
レストランの開店も近くなり、お隣の改築が中盤に向かっている頃、新たな問題勃発。
空き家に住み着いていたハト達が、外に追いやられた結果、
私の部屋の上の屋根に大移動。
そのため、うちの窓辺は糞だらけ〜(T_T)。
勿論、糞被害は我家だけではない。
下のレストランの中庭だって糞だらけ。
これからオープンだというのに…。
保健所が来たら、営業は許してくれないだろう有様。
レストランのオーナーは頭を抱え、専門業者に糞の除去を頼みました。
されでも、糞は次から次へと積もるばかり。
さて、建物の改築中、入居者がいなかった上の階。
改築が終了(一応)と同時に、入居者がやって来ました。
素敵なギター奏者【三番目の住人】
今度は、イタリア人青年。
彼は、1年以上も住んでいました。
この方も老夫婦同様に静か。
音を立てるときは、騒音ではなくメロディ♪
プロのクラッシック・ギター奏者との事(・o・)。
ま、たまーに、ここじゃ書けない わ(ポッ)という謎の物音も聞こえてきたけれど・・・・。
床が薄いって問題よね。
今現在の住人はというと…
今現在、上の階には60才代くらいの女性が住んでいます。
この女性は、一日中話しています。
しかも、聞こえてくるのはこの方の声のみ。
会話をしているのか、独り言なのか?
うーん、確かに聞こえてきちゃうけれど、私も私で探りすぎですね^_^;。