1週間前のこと。
ビデオでも借りようかといつもの ビデオ屋へ行った所、シャッタ-が閉まっていた。
このビデオ屋はビデオの自動貸出機があるため、バカンスだからといって今まで店を閉めるということはなかった。
「バカンス中」という張り紙もなければ、看板もない。
こういうのもありなのかな・・・と思いながらも、なんか臭いぞと感じていた。
そして昨夜、ふたたびその店の前へ行くと、なんとその店は不動産屋になっていた!!!
やはり、逃げたのだ!!
あのビデオ屋の支払いは、プリペイドカードで行っていた。
私は、先月新しいプリペイドカードを購入したばかりだったのだ。
まだ、35ユーロ分の残っているプリペイドカードを!!
でも、私は怒らなかった。
ただ、「仕方ないか・・・」とつぶやき、他のビデオ屋へ足を運んだ。
こういったことを「まっ、仕方ないか~」で、終わらせられるようになった私も凄いが、
このビデオ屋のように ”バカンス中にトンズラする店” は、私の知る限り近所に3軒はあるという事実も凄い。
私の行きつけのピザ屋もそのうちの一軒であった。
なぜ、私の行きつけの店ばかり・・・。
あえて私が荒んだ店を選んでい たのであろうか??
もし、イタリアの住民一人ひとりが、
「この夏、姿をくらませた店は、私の知る限り近所に3軒ある。」
と、言っていたら凄いなぁ。