イライラが止まらないので、ハーブティーを買いにいった。
イタリアで一番飲まれているハーブティーはカモミール。
が、今回はちょっと違うハーブティーが飲みたかったので、フルーツミックスティーを購入しました。
ハーブティーはイタリア語でティザーナと呼びます。
イタリアで一番一般的なハーブティーはカモミールなのですが、
一般的過ぎるのか、カモミールはティーザーナの一種としては売られていません。
カモミールはカモミールなんです(笑)。
日本でお茶といえば緑茶であるように、カモミールはカモミールなんです(説明になっている?)。
ハーブティーをいれて、何気にラジオをつける。
普段、夜はラジオをあまり聴かない。
いつもこんな感じの選曲なのだろうか?ラジオからは様々な年代の曲が流れてくる。
次は何の曲だろう??というわくわくとともに、フワッと記憶が戻ってくるような曲との出会いが心地よかった。
特に好きなアーティストの曲ではないけれど、その当時流行っていた曲とか、何か思い出に残るようなことをした時にバックに流れていた曲とか…そういう曲に出会った。
例えば、
ベリンダ・カーライルのI get week。
これは私が高校生の頃にヒットした曲だと思う。
大好きだった男の子と初めてデートした日(ディズニーランドへ行った)の朝、
髪型やれ着ていく洋服があーでもないこーでもないと慌しくしてバックで流れていた曲。
ラジオで流れていた曲を覚えているとは、余程の大イベントだったのでしょう(笑)。
なんて甘酸っぱいのかしら♪
結局、ブルーの花柄のスカートを選んだのよね。
二番目は、スミスのPlease please please let me get what I want。これはですなぁ、私が初めてロンドンに行った日、ハイドパークの一角にて「もう言うことはない、満足。」とロンドンの夕焼けに見とれている時に、頭の中で流れていた曲。満足げに黄昏ていた私の頭の中では歌詞がメチャクチャなモリッシーの美しい歌声が。
三番目は、マニック ストリート プリチャーズのEverything must go。これはですね、イギリス留学してた頃にヒットした曲。ある夏の夕方、いつものスーパーマーケットの角の信号待ちをしていた私の隣で信号待ちをしていた車からこの曲が大音量で流れていた。そしておかしなことに、この場面がイギリスの芝生を思い出させるのです。たぶん、夕食後(イギリスの夏の日は長い)近所の公園の芝生でゴロゴロしながら友達とおしゃべりしたり、宿題をやったりしていたからかも。マニック ストリート プリチャーズの Everything must go→夏の夕方→芝生=楽しかったという思い出でしょうか・・・。
今夜は、随分と長い間聞いていなかったスミスのCDを聴こうと思う。