イタリアの食べ物は美味しいです。
レストランで食べても美味しいですが、とにかく食材が旨い。
魚に関しては、良い魚屋を見つける他ありませんが、肉、野菜、果物に関しては、通常美味しくて安価です。
イタリアに美味しい食べ物があったおかげで、他にどんなに嫌なことがあっても、イタリアで生き延びることができたのだと思います。
実際のところ、和食はほとんど食べていません。
むしろ、物によっては、イタリア人よりイタリア食通な私。
食べたいよう、読みたいよう、恋しいよう!
で、す、が、
たま〜に和食が恋しくなることがあるのですよねぇ(汗)。
ミラノへ行けば、ある程度の和食材は手に入ります。
しかし、モンツァ近辺での買い物さえも面倒な私が、食材求めて電車でミラノなんてありえないこと。
お醤油で解消!
じゃぁ、どうするのかと言うと、
「お醤油をたらす」のです。
あら不思議!なんでも和風に早変わり♪(だいたい)。
日本の誇る、赤い蓋の「キッコーマン醤油」は、ほとんどのスーパーで買うことができます。
あと、ASAHIのスーパードライも!
また、和の味以外のところでも、醤油は大活躍です。
うちのコテコテのナポリ人の姑さんでさえも、トマトソースの隠し味に醤油を使っているほどです。
日本の本が読みたい
あと、ブッチギリに恋しくなるのが日本の本。
これは、和食以上。
恋しくなると言うより飢えています。
日本の本は、そう簡単に手に入りません。
モンツァでは、まず不可能。
モンツァの本屋は、イタリア語の本すら品薄…。
日本のオンラインショップで購入するという手もありますが、送料が高いので頻繁には買えません。
本棚にある本を、チミチミチミチミたーいせつに何度も何度も読み返して凌いでいます。
新しい本が読みたいよう(´Д⊂ヽ。
イタリア人は日本のアニメにやたらと詳しい
和食も和書もなかなか手に入らないのですが、
実は、やたらめったら目にすることができる日本文化もあるのです。
それが、日本のアニメです!
イタリアのテレビは、日本のアニメだらけ
もう日本じゃ再放送してくれなうよぉ~という古いアニメから最新アニメまで、なんでもござれです。
日本のアニメの放送時間は、午後1時〜6時くらい。
昼メロを放送しているような時間からアニメの放送が始まる(事実、昼メロの後、もしくは昼メロに挟まれた時間にアニメとか)。
この日本人には不思議な時間設定、べつに主婦をターゲットにしたからではありません。
イタリアの学校の下校時間が、1時〜2時だからなのです。(最近の小学校は、午後授業もあるらしい)
ですから、この時間、子供は家でご飯を食べてゴロゴロ(宿題しなさーい)しているのです。
実は、私の昼休み(家に帰る)も1時〜2時半。
ご飯を食べながらTVをつけると、やってるやってる、イタリア語吹き替えの日本アニメ!
この昼アニメ生活、かれこれ3年は続けているかな?
今やすっかり「ツーピース、名探偵コナン、ドラゴンボール」つう。
つい最近は、なつかしの”キャッツアイ”を見ましたよ。
放送の仕方がイタリアらしい
ちなみに、イタリアのテレビの放送予定って、かなりいい加減です。
突如、放送が打ち切られたり、予告なく放送時間が入れかわったり・・・。
まぁ、放送時間がいい加減じゃなくて、放送時間もか(笑)。
突然の打ち切りがあると思えば、2ヶ月以上も予告を流すスペシャルドラマがあったり…。
予定は未定。
イタリア文化の中で放送される日本のアニメの明日は未定。