先々週の金曜日にミラノへ帰ってきた時は、なんだかとっても肌寒くて「なんだよ~帰ってこなきゃよかったなぁ・・・」と思ったけれど、ここ数日間はお天気続き。
夏時間なのでとても日が長い。
お日様を見る時間が長いとついついバールで一杯・・・という気分になってしまうのは私だけでしょうか??
昨日も午後の4時からバールで飲んでしまいました(えへへ)。
何度もくどいほど言っていますが、私はミラノが好きではありません。
が、一つだけ気に入っていることがあります。
それは、
「バールでするアペリティーヴォAperitivo」
これは大好き!大大好き!!
「アペリティーヴォとは何??」という方に。
アペリティーヴォとは、食前に食前酒を飲みながらちょっとしたスナック・カナッペなどをつまむことです。
目的は、食事に備えて胃を広げることらしいですが、人によっては胃が広がらずにいっぱいになってしまうおそれがあるので要注意。
大抵のバールに行けば、昼は12時ごろ夜は6時ごろからアペリティーヴォをやっています。
バールによってスタイルは様々ですが、たくさん食べたい場合はテーブルオーダーはせずに、立ちアペリティーヴォをしましょう。
- 立ちアペリティーヴォ:カウンターにある食べ物は食べ放題。
- テーブルオーダーでのアペリティーヴォ:バリスタが食べ物を数品皿にとって持ってくるので、食べ物は限られてしいます。ゆっくり雰囲気を楽しみたい場合はテーブルオーダーが良いかもしれません。
最近の若者ターゲットなバール(?)だと、テーブルにつきながらもセルフサービスで食べ物をチョイスできる形式になっていたりするのでなかなか便利です。
しかしこの場合、アペリティーヴォに止まらずこれが食事になっちゃうことが多いですなぁ。
まぁ、それもありですけどね。
その他、午後の3時4時のティータイム(そんなものがあるのかイタリアに?)、カウンターにアペルティーヴォが用意されていない時間帯でも、飲み物をオーダーするときに
「それと何かつまむもの!」
と言えば、何か適当に持ってきてくれます。
昨日寄ったバールでは、
「あ、なんかポテトチップスみたいなのがあったら・・」
と適当な要望を出したら、ポテチとオリーブの山盛りがやってきて
「ああ、あと今生ハムも持ってくるから」
と言うではありませんか!
ハムまではいらなかったので断わりましたが(汗)。
しかもこのバールのドライマティーニは、何を混ぜたのか知りませんが、超アルコール度満点なドライマティーニでした。
おかげでひきはじめの風邪も吹っ飛びました(笑)。
そしてお勘定の時、レシートを見ると…食べ物の料金は0ユーロ。つまり、つまみはタダ。
しかし、こちらが頼まないと持ってこないわけで・・。
頼めば早めのアペルティーヴォ、頼まなきゃただ飲んでいるだけ。
な~んかやっぱり適当ね♪と、ほろ酔い気分の気持ちのよい昼下がりをすごしました。
アペリティーヴォをしたことが無いという方、ミラノに来た時には是非やってみてくださいね~!